kakkiy722のブログ

エロ小説作家の日常

近道はないけど好きならやってみ?

『すぐ伸びる方法は…?』

『最初は何から始めればいいのか…』

『今流行りのジャンルを書いた方がいいですか?』

 

創作活動をしているとそういったsnsの投稿をよく見かける。プロフィールを見てみればここ最近、始めたばかりの人のようで個人的には『新しい仲間ができた』『よーし、頑張れ!応援しているぞ!』という思いも浮かび少し嬉しい気持ちが出てくるのだが、少し疑問なのが彼らのとある投稿だ

 

『小説を書くのを始めたんですけど、どう言ったジャンルがいいですか』

『なかなか伸びない....才能ないのかな...』

『流行のジャンルを書いているのに閲覧数が増えないな...』

 

まぁ、気持ちはわかる。自分自身も書き始めた時とかは流行りのジャンルとか伸びる作品の作り方とかを漠然と考えていたし、手っ取り早く有名になりたいなぁ〜なんて思っていたりした。伸びない時なんてTwitterを見てみたらみんな『祝〇〇閲覧っ!!』なんて見えてナニくそっ!!と思ったことなんてザラにあったし、どうして僕は彼らと同じ戦い方で上手くいかないのだろうか?才能がやっぱりないのだろうか、って筆を置きたくなった...

 

けど

 

そればかりに固執してせっかくの素敵な動機が売れず…上手くいかず…で消えてしまっては勿体無いと思う。

だからこそ最初は売れるとか伸びるとかは考えない方がいい、とりあえず自分が書きやすい・普段妄想しているようなジャンルとかでいいと思う。

まずは書く習慣をつけるべきという事ですね、書いていて楽しいというか面白くなってきて投稿頻度が高くなってきたり作者の表現したい部分が出てきて伸びるとか伸びないとかが生まれると思う。

第一、そんな最初から伸びたり閲覧数が増えたりする事なんてほとんどない、膨大な作品が多い中で宝くじを当てるようなものだし1発目で当たる可能性なんてレア。

伸びない経験を踏んで練りに練った作品がどんどん綺麗になっていって周りに見られていく

 

もちろん、何かやるっていうのは間違いじゃない。その動機は早いも遅いも一切ない、だけど必勝法とかを一生懸命に探すよりかはまずは書いてみよう。

落ち込むこととか苦しいことなんていっぱいある。だけど好きとか楽しいとか思えたなら、まずは売上よりもどっぷりと浸かろう、まずはそこから